210325|プレスリリース|水産総合研究センター

プレスリリース

平成21年3月25日
独立行政法人水産総合研究センター
無魚粉飼料の開発で養殖業の発展に大きく貢献!

 独立行政法人水産総合研究センターでは、養殖業の飼料、特に主な原料である魚粉の不足や価格が高騰していることを受け、魚粉代替原料を用いた研究を進めてきました。今回、高度に発酵させた大豆油粕をニジマスに与えたところ、魚粉飼料と同等の飼育成績が得られましたのでお知らせします。

 通常の大豆油粕や低発酵大豆油粕(加水量30%、7時間発酵)をニジマスに与えた飼育試験では、成長や飼料効率が魚粉飼料に比べて劣る結果となっていました。東海大学、日本配合飼料(株)と共同で、高度に発酵させた大豆油粕(加水量40%、10時間発酵)を50%近く配合した無魚粉飼料を、平均体重15gのニジマスに10週間与えたところ、魚粉飼料と成長や飼料効率が同じで、脂肪の消化を促進する胆のう胆汁にも影響がないことがわかりました。
 今回の結果から、魚粉代替原料としての大豆油粕の利用の可能性が一歩進みました。

 なお、本研究に関連する詳しい内容は東京海洋大学(品川キャンパス)で開催される平成21年度日本水産学会春季大会で発表される予定です(3月28日(土)、第2会場、講演番号207)。



本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
経営企画部 広報室 スポークスマン 本間広巳 TEL:045-227-2624
養殖研究所 生産システム部 飼餌料研究グループ チーム長 山本剛史 TEL:0596-58-6493