201015|プレスリリース|水産総合研究センター

プレスリリース

平成20年10月15日
独立行政法人水産総合研究センター
大型二枚貝タイラギの養殖技術の開発に成功


 タイラギは潜水器漁法により漁獲される大型の二枚貝で、日本では有明海、瀬戸内海、伊勢湾などで漁獲されています。 有明海はかつて日本を代表するタイラギの一大産地でしたが、漁獲量は1980年代より減少し始め、現在では盛期の約3万5千トンのおよそ100分の1程度にまでに激減しています。原因として漁場環境の悪化やナルトビエイによる食害が指摘されており、底層の貧酸素水塊や食害を回避する生産技術の開発が求められています。

 独立行政法人水産総合研究センター、田崎真珠株式会社田崎海洋生物研究所、及び長崎県総合水産試験場は、小長井町漁業協同組合と共同で上記の生産阻害要因を排除したタイラギの垂下式養殖技術の開発に取り組み、稚貝から出荷サイズまでの生産に成功しましたので、お知らせします。

 なお、本研究は農林水産省の「先端技術を活用した農林水産研究高度化事業(現:新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業)」により、平成18年度から3年間の計画で実施しているものです。


参考資料

本件照会先:
独立行政法人 水産総合研究センター
経営企画部 広報室 スポークスマン 本間広巳 TEL:045-227-2624
西海区水産研究所 業務推進部長 時村宗春 TEL:095-860-1625
         海区水産業研究部長 皆川 惠 TEL:095-860-1628
         資源培養研究室長 前野幸男 TEL:095-860-1629