200814|プレスリリース|水産総合研究センター

プレスリリース

平成20年8月14日
独立行政法人水産総合研究センター
太平洋公海域におけるサンマ資源調査の結果概要


 未利用のサンマ資源を対象としたさんま棒受網による調査を行い、① 前年度に比して漁獲量が大幅に向上、 ② 製品生産方式の改善に必要な情報を蓄積、などの成果を得ましたのでお知らせします。


  • 1.調査実施の概要
    •  (1)調査のねらい:公海漁場の開発、および製品の船上生産方式の改善
    •  (2)調査期間:平成20年5月20日~7月31日
    •  (3)調査船:大型さんま棒受網漁船第六十三幸漁丸(199トン)及び第一榮久丸(184トン)
    •  (4)調査海域:北太平洋公海域(図1
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  • 2.調査結果の概要
    •  (1)公海漁場の開発
      •   ・2隻体制で探索・操業を行ったことにより、探索・操業効率が向上
      •   ・遠洋底びき網調査船第五十八富丸(401トン)とも情報交換したことにより、より広範囲の漁海況情報を把握
      •   ・その結果、前年度に比して1隻当たり漁獲量が2倍以上に向上(267トンから562トンへ)
    •  (2)製品の船上生産方式の改善
      •   ・摂餌状態の時間変化を把握:
            凍結製品生産の際、明け方近くの魚を使用することで腹割れの原因となる餌喰い個体の混入をある程度回避可能
      •   ・時期別の魚体サイズの変化を把握:高価格が期待できる解凍生鮮向け輸出製品(大型魚)は6月下旬以降に生産可能
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  • 3.今後の予定
      得られた結果に基づき、漁期の拡大による大型さんま棒受網漁船の経営改善の可能性について調査を進めていきます。

参考資料

本件照会先:
独立行政法人 水産総合研究センター
経営企画部 広報室 広報室長 中里智子 TEL:045-227-2621
開発調査センター 底魚・頭足類開発調査グループ リーダー 小河道生 TEL:045-227-2729、サブリーダー 越智洋介 TEL:045-227-2734